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お葬式の後に

納骨はいつ行えばいいの?費用や手順を解説

納骨はお骨になった方を骨壷に収め、お墓や納骨堂に納める供養の形の一つを指します。また近年では新たに樹木葬や海洋散骨といった新しい供養の形も出てきました。しかし納骨などの供養を行う場合、いつ行うべきなのか、かかる費用はどれくらいなのか、どのように納骨するのがよいのかといったことは普段あまり知ることができません。ここでは納骨をするときに重要なポイントについてご紹介します。

納骨ってなに?

 

はじめに納骨とは、お骨になった方を収めた骨壷を、お墓や納骨堂に納めることを指します。家を継がれる長男などは父方のお墓に入り、次男や女性の場合などは新しく供養の先を見つけるのが一般的です。納骨の時期については特に法律で指定はありませんが、お付き合いのあるお寺さんなどの宗教者によっては一般的なケースを教えてくれたりします。そのため納骨の時期は宗派や地域性による風習、あるいはご家族さまでのご判断という基準が中心になります。

 

いつまでにすればいいの?

 

地域的・宗教的な風習によりますが、一般的な地域の場合、すでにお墓があれば四十九日(三十五日)までご自宅にご安置し、四十九日(三十五日)法要後に親族に集まって納骨式を行います。

四十九日以降に納骨をされる場合、もしくはお墓の用意が難しい場合には、次なる回忌法要の際、特に1周忌と3回忌という節目の時期に合わせて納骨されることが多いようです。したがって予めお墓を考えておくということも重要なポイントの一つです。

 

納骨の種類

 

ではどのような納骨、すなわち供養の形があるのでしょうか。少子高齢化や核家族化、東京への人口集中が進み、実は今、日本では「お墓」が問題になっています。遠方に引っ越してしまい先祖代々のお墓の管理ができなくなってしまうことや、お墓参りが困難になる場合が増えてきました。それにより供養の形も様々な種類が出てきています。そこで、現在の納骨の形にはどのような種類があるのか紹介いたします。

 

墓石

 

一般的なお墓です。お寺や霊園でよく見る、石に「〇〇家」などと掘ったものです。墓石に使われる石の種類はなんと300種類以上と言われています。墓石の産地や成分によって、吸水率の高低や水の捌け、さらには日焼けのしやすさ、耐久性などの多くの特徴に分かれます。
墓石の選び方は大きく3つに分かれます。

 

  • ・機能で選ぶ
  • ・デザインで選ぶ
  • ・価格で選ぶ

 

機能で選ぶ

 

墓石の場合、必ずと言っていいほど吸水率に関する表記を目にします。吸水率が高ければその石の密度は低く、逆に低ければその石の密度は高いということが言えます。掘った字が綺麗に見えるや締まった見え方をしたい場合には密度が高い、吸水率が低い石をおすすめします。例えばアスファルトのように、雨や水に濡れて光って見えるような色合いを出したい場合には密度が低い、吸水率が高い石をおすすめします。しかしどちらを選んでもお墓参りなどでしっかりと手入れをしなければ傷んでしまうことは忘れてはいけません。

また石の特徴には耐久性というものもあり、寒暖に対する特徴を持っているものもあります。例えば寒さに弱い墓石を寒い地域で使用すると、耐久年数は短くなります。反対に、暑さに弱い墓石を暑い地域で使用しても同じです。石それぞれに環境に対する特徴がありますので、しっかりチェックしてみてくださいね。

 

デザインで選ぶ

 

石の色合いや希望の形で選びます。ご家族様がお気に入りになられたものや、生前お好きだった色合い・形をご想像されてお選びされる方も多くいらっしゃいます。またすでに納骨先が決まっていれば、納骨先の風景や周囲の墓石にあったような墓石を選ばれる方もいらっしゃいます。

 

価格で選ぶ

 

墓石自体の価格差もそうですが、墓石には等級というものがある場合があります。同じ種類の石でも等級があり、基本的には「細かい目」になっているほうが、「色が濃い」ほうが高価なものとされています。その中でご自身にあったものをご予算で選ばれるのも一つの選び方です。

納骨堂

 

納骨堂は、墓石のように地面に埋めることなく、建物の中にいくつもある納骨スペースを一つ買い、そこにご安置するというものです。墓石を一戸建てとすれば、納骨堂はマンションのようなイメージです。少子化やご子息が遠方に住まわれるケースが多くなり、33回忌までといった回忌法要までの安置期間を納骨堂で預かり、それ以降は合葬墓に移すといったような管理方法があります。またお寺さんが運営主体のケースや、自治体や宗教法人・財団法人などが運営する納骨堂があります。納骨堂を利用される方の特徴は3つに分かれます。

  • お墓の承継者がおらず、先祖代々の墓が無縁墓になってしまう方
  • 草木などの手入れもある墓石よりも手入れが簡単な納骨堂を選ぶ方
  • 管理しやすいアクセスのいい場所にしたい方

また今まで墓石だったけど、改葬(墓じまい)して納骨堂に移られる方も少なくありません。

納骨堂の種類には、ロッカー型や自動搬送式のような種類があります。ロッカー型は普通のロッカーと同じように1区画を申込者で使用し、そこにお骨をご安置するものです。申込者名でプレートはありますが、手を合わせる場所は他の方と一緒の焼香台を使用します。自動搬送式は立体駐車場のように動きます。ICカードなどをかざすと、参拝ブースにご家族様のご遺骨とプレートが用意されて手を合わせます。納骨堂はご遺骨を個別に安置しますが、合葬墓は多くの人々のご遺骨を一つのお墓に埋葬します。

 

合葬墓(永代供養)

 

合葬墓は永代供養墓・合同葬・合祀墓ともいわれることがあります。他のご家族様のご遺骨と一緒に埋葬するお墓のことを指します。個別にお墓を建てない方がお選びになります。ではどのような理由でお墓を建てないのでしょうか。そのメリット・デメリットから探ってみたいと思います。

 

合葬墓のメリット

 

  • ・跡継ぎがいない、お墓を見る人がいない場合でも寺院が供養してくださる
  • ・合葬墓は石塔があることがほとんどで、埋葬後にもお墓参りをすることができる

 

合葬墓のデメリット

 

  • ・他の方と同じ場所に埋葬することになる
  • ・合葬後にご遺骨を戻してもらうことはできない

いかがでしょうか。跡継ぎやお墓を見る人がいない方にはおすすめしやすいのが合葬墓です。しかし他の方とご一緒になるのは・・・といったご家族様にはあまりおすすめできません。その場合には、次の「樹木葬」がおすすめです。

 

樹木葬

 

最近、テレビなどにも取り上げられるようになり目にする機会が増えているのがこの新しい供養の形である「樹木葬」です。

樹木葬は墓石の代わりに、樹木をシンボルとする形です。実はひとえに樹木葬と言っても、プレートに名前を入れてそのままお骨を入れた区画にかぶせるものや、紙の筒などを入れてそこに納骨しやがて自然に変えるものや、一般的な墓石よりも小さいものをプレートの上に乗せる墓石に近いものなど多くの種類があります。樹木葬も納骨堂と同じく、個人や家族など人数によって選ぶことができます。

また樹木葬は生前からご相談されることが多く、跡継ぎがいらっしゃらない方やご子息様が遠方にいらっしゃるなどの理由でお墓の手入れがし辛い場合におすすめです。運営主体によって料金が変わりやすいため一概には言えませんが、相場は約30万円から70万円程度と言われています。

海洋散骨

欧米などでは従来から見られる供養の形です。ご遺骨を海上の散骨場所までお連れし、ご遺骨を散骨します。散骨を終えた後には献花・献酒などを行います。散骨の方法によっても費用が変わるため一重に相場を断言することはできませんが一般的には約10万円から50万円程度と言われています。

最近では海洋散骨協会がメディアに取り上げられたりなど、徐々に選ぶ方も増えてきました。ただし海産物などに影響を与える可能性もあることや、自治体ごとにルールがある場合があるので、ご希望の方は散骨専門の業者さんへご相談することが無難です。

手元供養

手元供養とは故人様を身近なところで供養することです。お骨を入れて身につけることができる「遺骨ペンダント」や分骨してお手元に写真と供養する場所を作ったりすることができます。マンションやアパートが増えてきたという住環境の変化やお墓の手入れが難しくなってきた方でも、特にご家族様をお近くに感じていたいとお考えの方がよくご購入されていらっしゃいます。

手元供養の種類は先述した遺骨ペンダントやミニ仏壇、ミニ骨壷など一般的なものよりもかなり小さくしたものばかりで、スペースを取りづらいものばかりとなっています。

しかし、手元供養で残すご遺骨は少量。では残りはどのようにすればよいのでしょうか。残りのご遺骨は合葬墓での永代供養や散骨、樹木葬などによって供養します。また各宗派の本山に納骨しに行くことも可能です。

費用はどれくらい?

 

上記の通り、納骨の形によって納骨自体にかかる費用は様々です。しかしその他にも費用がかかる場合があります。

 

納骨式のお布施

 

宗教者に出席してもらい納骨式を行います。納骨式でのお布施の相場は約3〜5万円がかかります。また別途お車代として5千〜1万円程度がかかります。地域の風習や宗派によって異なる場合がありますので、葬儀社や寺院にご相談してみることをおすすめします。

 

納骨式に必要なもの

 

線香やろうそく、供物などのことを指します。おおよそ1万円弱程度かかります。

 

会食費

 

回忌法要にあわせて納骨をされる場合が多いため、法要後には会食の場を設けるのが一般的です。1人あたり3千〜1万円程度のお食事代を目安にすると良いでしょう。

 

墓石の工賃

 

今あるお墓に納骨する場合、お墓の下でご遺骨のお部屋を作っているカロートという部分を開ける必要があります。石材店などにこの作業を依頼すると開けるのと閉じるのでおおよそ3万円程度が必要になります。墓石の中にはご自身で開け締めを置こぬものもございますので、その場合であれば費用はかかりません。

 

その他

 

他にも細々したところで費用が発生する場合があります。上記のように今のお墓によっては、状況によっては、費用が若干変わってきますので一度ご相談されてみることをおすすめします。新しくお墓を用意するのにおおよそ1〜3ヶ月位かかりますので、回忌法要にあわせるならばその4ヶ月程度前に合わせて動き出していくと余裕を持って進めることができるでしょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。実は納骨には多くの種類があります。私達もよくご家族様からご相談いただきますが、どうしたらいいかわからないというご相談はよくいただきます。納骨は普段体験するものではないので難しく、しかし費用がかかり期間の長いものです。だから失敗したくありませんよね。もし以下のお悩みをお持ちの方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。私達が一緒にあなたの納骨選びをお手伝いいたします。

 

【よくある納骨ご不安チェックリスト】

  • ・いつ、どのように納骨すればいいかわからず不安だ
  • ・もう引っ越している、引っ越してしまう予定がある場合はどうすればいい?
  • ・お寺さんとのお付き合いの仕方がわからない
  • ・どの納骨方法があっているかわからない
  • ・納骨後のトラブルなどで後悔したくない

など

 

上記に当てはまる方は一度ご相談してみることをお勧めしております。私たちは無料でご相談させていただけますのでいつでもお気軽にご相談ください。