49日の法要のご準備はいかがでしょうか?葬儀が終わってホッとしている間もなく、あっという間に49日法要が控えています。
位牌・仏壇仏具・墓石・法要関連の手配などなど、やることは沢山…。早め早めの準備を心がけましょう。 今回は49日法要の流れや、49日法要までに準備しないといけないものを改めて解説いたします。
目次
49日法要とは?
仏式では49日はなくなってから7日後に法要があり、49日目を忌明けとして故人様が極楽浄土へ行けるように供養するものです。49日までの法要を「追善法要」、そのあと1年ごとの法要を「年忌法要」と呼び、1周忌、3回忌、7回忌などがあります。
49日法要に向けての準備
49日法要に向けて必要なものは以下のものです。準備するものが沢山あるため、1つ1つスケジュールを追って進めていくことをオススメしています。残り何をしないといけないのか、確認していきましょう。また、もしも準備が遅れているものがあれば、なるべく早めに準備を進めていきましょう。 ここではおおよその日程ごとに行うべきことをお伝えいたします。
葬儀直後
ご寺院への確認
ご寺院様の手配は早めに行いましょう。49日の法要は週末に行うことが多いため、ほかのご家族様と日程が重なりやすく、直前になればなるほど希望の日程にあわせることが難しくなってきます。
ご納骨の手配
ご納骨される場合は、すぐにご納骨の手配も進めていきましょう。菩提寺様によっては同行される場合がありますので、菩提寺様に一度ご相談下さい。
葬儀後約7日目
会食場所の決定
週末に行う場合、人数によっては会場を抑えることが出来ない場合もあるので、日程が決まり次第速やかに決めていきましょう。
お仏壇のご購入
お仏壇を購入するのは、新仏の場合に買われるのが一般的です。長男以外の方の場合や買い替えをご検討の場合など、49日法要の前日までにお仏壇を用意するために、なるべくこの時期には発注しておきましょう。
本位牌の作成
本位牌は、49日法要前日までに作成しておく必要がございます。作成期間が2週間前後必要なため、まだ準備されていない方は早めに準備をしていきましょう。
葬儀後約14日目
後返しの決定
後返し・返礼品は、葬儀後14日目程度には手配をしておきましょう。香典・供物帳から、後返しをする方をリストアップし、抜け漏れのないように気を付けましょう。
案内ハガキの作成
会食場所が決まれば、49日法要にお呼びする方へご案内のはがきをお送りします。
葬儀後約17日目
挨拶ハガキの発送
案内状を作成後、発送致します。葬儀後なるべく早く、お送りするリスト準備を行い、送りましょう。印刷は、返礼品業者か当社でもお受けしております。
葬儀後約37日目
料理の決定
人数が決まれば、料理の手配を行う必要があります。最終人数の連絡は前日までに必ず行いましょう。
49日法要当日
当日の流れ
法要の流れはお寺さんによって異なりますが、ここでは一般的な法要の流れをご紹介させていただきます。
読経・焼香
僧侶が来るまでに会場にて着座します。僧侶が入場すると、僧侶による読経が行われます。焼香は喪主を先頭に、故人様と関係の深い方から順番に行います。
法話
読経が終わると、僧侶に法話をしていただきます。終了したら、施主の挨拶で法要を終了します。
納骨式・お墓参り
納骨をする場合、お墓に向かい僧侶の立ち合いの下で納骨式を行います。納骨式が終了すると、そのままお墓参りを行います。
納骨は百か日法要や1周忌など、様々なタイミングで行われています。なるべく早めにご納骨を済ませたいという方は49日法要の際に手配されるのがおすすめです。
法要後の会食
法要・納骨式が終わると、会食場へ移動します。会食では、まず初めに喪主の挨拶を行ってから会食が始まります。
閉式・引き出物のお渡し
喪主は参列者に挨拶を行います。その際、引き出物を参列者にお渡しします。
※僧侶へのお布施とお車代について
会食後にお渡しします。ただし会食に出席されない場合は別に御膳料として5千円~1万円ほどをお渡ししましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?49日は大切な故人様を偲び、冥福を祈るために行うものとして、とても大切な日とされています。是非皆様も大切な故人様の49日に向けて早め早めの準備をしていきましょう。
また、49日法要に向けての準備でご不安やお困りがある場合は、お気軽にお問い合わせくださいませ。